ホテルコンドミニアム(別府)
Now in Progress
地形に応答し融合するホテルコンドミニアム建築
急傾斜地に埋め込まれるように建つ、ホテルコンドミニアム型宿泊施設。放射状の地形に沿った上下二段の構成で安定性を確保し、段差の空隙は光と風が抜け、鉄輪の空間体験を現代的に再解釈した路地空間とした。急傾斜地を安全に過ごせる場へ転換し、歴史的温泉地に新たな価値を与える。分譲形式とし、各室は多様なオーナーに対応できる設えとしつつ、畳や左官などで鉄輪らしさを体感できる仕様とした。急傾斜地の自然条件を秩序立て、新たな地形としての建築を目指した。