はたらく

ハジマリアーキテクツ株式会社は、建築設計・空間再生・地域デザインに取り組む建築設計事務所です。
拠点は、世界有数の湯の街である大分県別府市と東京。別府は温泉と共に、若者・アーティスト・外国人が集う寛容な文化を育んでいる街であり、私たちの実践の大切な土壌となっています。
東京・世田谷の拠点からは、首都圏をはじめ全国の多様なプロジェクトに関わり、地域を越えて得た知見や感性を横断的に活かしています。

私たちは、「“場”のちからを呼び覚まし、《ハジマリ》をひらく」という理念を掲げ、建築・空間・地域を通じて、人と土地、出来事が重なり合う《いのちの場》を育むことを目指しています。

これまでに、アーティストと協働して創り上げたホテル「GALLERIA MIDOBARU」、辰野金吾の建築を再生した「大分銀行赤レンガ館」、大分県立美術館と連携して行った社会実験「可動建築の宴 in OPAM」など、多様なプロジェクトを手がけてきました。

代表取締役の光浦高史によるコメント

私は神奈川県川崎市の出身で、学生時代までは神奈川→群馬→神奈川→東京と、首都圏内で過ごしました。

学生時代の恩師である石山修武先生の紹介で、建築再生の分野を開拓した青木茂さん（当時大分市在住）の元で修行し、そのまま大分市で独立しました。神奈川や東京のほうが両親も親戚も友人もいるので、帰るという選択肢もあったのですが、大都市には無いテーマが無数にころがっているこの地が好きで今のところ居座っています。ユニークな中古物件が見つかり購入し、別府に事務所を移しました。この建物を今後再生し、地域の拠点として活動していこうと計画中です。

首都圏暮らしの時は、人口が多いので近しいタイプのひとだけでもコミュニティーが成立する感覚がありましたが、こちらでは様々な他業種の方たちと自然と知り合え、混ざり合い、情報交換でき、刺激を貰える感覚が有ります。寛容性が高くチャレンジしやすい土地柄で、そんなところもこの地域が好きな理由です。

暮らすのにもお勧めの場所で、特に大都市の環境しか知らない方にはお勧めします。九州出身の方や九州の大学で学んだ方はもちろん、今大都市や他の地域にいる方でも、是非安心してご応募頂ければと思います。